エンダン文庫

インドネシアの公立小学校の校庭に新設された小さな図書室です。
周辺の建物の多くはタイル貼りで、教室でも机と椅子を使って授業が行われていますが、日常生活には床座が習慣として強く残っています。現地で最も手に入りやすい材料を使い、現地の職人の手で作るという条件のなかで、いくつもの段差を持つ「親密な床=FLOOR INTIMACY」をデザインしました。
居場所を発見する能力に長けた子どもたちが、各々の場所で本と交わる小さな空間です。

Information

敷地: インドネシア 西ジャワ州 チルボン
用途: 図書館
竣工: 2011
面積: 64㎡
施工: Tanda mata kita
写真: テレインアーキテクツ

掲載: 毎日新聞/じゃかるた新聞

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